日本歯周病学会歯周病専門医
による診療
当院には、日本歯周病学会が認定する歯周病専門医が在籍しています。
歯周病専門医とは、5年以上の専門施設での研修、試験を経て資格を取得することができます。取得後も5年毎に更新が必要で、歯周病に対する知識、技術を学び、治療成果をあげ続ける必要があります。
豊富な知識と経験を活かし、できるだけ歯を残すための適切な診査・診断、そして丁寧な治療を行います。
専門医ならではの質の高い
歯周病治療を提供いたします
- 外科処置
- 重度の歯周病の方の場合、基本的な治療だけでは改善しないケースがほとんどです。その場合は、歯肉を切開して歯周ポケットの奥深くにある歯垢(プラーク)や歯石を取り除く外科処置を行います。外科処置では、歯周環境をメンテナンスしやすい状態に回復することを目的としています。
- 歯周組織再生療法
- 歯周病が原因で歯を支える骨(歯槽骨)や歯周組織が破壊されている場合には、歯槽骨や歯周組織の再生を促す歯周組織再生療法を行います。
全てのケースが適応ではありませんが、リグロスによる再生療法を保険で受けることが可能です。
位相差顕微鏡の使用
口腔内にある歯垢を採取し、位相差顕微鏡を使って感染している細菌を特定します。歯周病の原因となる細菌の種類は数多く存在し、個人差があります。その細菌に効く薬剤を用いて効果的に治療を行います。口腔内の細菌の状態を患者さまご自身でもご確認いただけます。
細菌の種類
●スピロヘータ…動きが速く、特徴的な形をしているので顕微鏡ですぐに発見できます。いわゆる歯周病の悪玉菌で人から人に感染していきます。この菌がいるということは現在歯周病が進行しているか、将来的に進行する可能性が高いということが言えます。
顕微鏡を用いた治療の流れ
- ①位相差顕微鏡での菌の状態や種類、数を確認します。
- ②細菌を除去するための薬剤を内服していただきます。
- ③歯石の除去やクリーニングを行います。
健康保険での治療が可能です。