歯周内科治療

はじめに・・・・歯周病や虫歯は細菌感染症です

歯周病が薬で治る?と聞くと驚かれる方が多いと思います。

歯周病の治療は歯磨きや歯石除去が中心でしたがそういった治療をしても、一生懸命歯磨きをしても、なかなか歯肉の炎症がとれず出血や口臭で悩まれている方が多いのも事実です。

しかし歯周病や虫歯が細菌感染症であるということがわかってきて原因菌も解明されてきているということや、原因菌に効果的な薬がわかってきたということで新しい治療法が開発されてきました。

それが歯周内科治療です。

歯周病の主な症状

・歯磨きの時に出血する
・朝起きた時に口の中がネバつく
・口臭が気になる
・歯ぐきが腫れる
・膿が出る
・歯がぐらぐらして硬いものが食べづらい  

など


歯周内科治療は位相差顕微鏡を使ってお口の中に感染している細菌を特定し、 その細菌に効く薬剤を使って効果的に微生物叢を改善していく治療法です。

プラーク(歯垢)1ミリグラムの中には1億個の細菌がいるといわれています。

顕微鏡検査はプラークを少しだけ口の中から取って行います。
まったく痛みのない検査でその場で結果をご自分の目で確かめることができます。

確認できる歯周病菌の種類

■スピロヘータ
特徴的な形をしているので顕微鏡ですぐに発見できます。
いわゆる歯周病の悪玉菌で人から人に感染していきます。
とても動きが速いです。
この菌がいるということは現在歯周病が進行しているか、将来的に進行する可能性が高いということが言えます。


■カンジダ (カビ)
カビは口腔内常在菌といってどんな人のお口の中にもいます。
空気中や食べ物や手の指から再びお口の中に戻ってきます。
歯ブラシが届きにくいところにたまり成長していきます。
カビは歯ぐきに根付くと酸を出し、知覚過敏や虫歯の原因にもなるといわれています。
口の中の粘つきはカビが増えてくるとおこってきます。

歯周内科治療の流れ (健康保険での治療が可能です)

実際に使用する薬剤
ジスロマック(ファイザー製薬)

実際に治療をうけた人の感想

・口臭がきえた
・出血がなくなった
・舌がきれいになった
・歯肉の色がきれいになった。ひきしまった
・朝起きた時の粘つきがなくなり、口の中がさわやかになった
・しみるのがおさまった        
etc…

感染経路

生まれた時には人のお口の中には歯周病菌はいません。
しかしもともといない菌がなぜいるかというと人からうつされているのです。
回し飲みや回し食い、箸の使いまわし、キスやくしゃみなどが感染ルートとしてあげられています。

菌が再びお口の中に入ってくると口の中に定着して歯周病を発症する可能性が出てきます。
せっかく治療してもパートナーや家族など身近な方から再感染しては意味がありません。
是非みなさんで検査されることをおすすめします

再発を予防するには

歯周病は細菌による感染症なので再感染に気をつけましょう。
定期的に通院して再感染していないか、カビが増えすぎていないかを顕微鏡でチェックしましょう。
そして毎日の歯磨き歯科医院でのプロフェッショナルクリーニングを定期的に受けましょう。

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